児童発達支援とは?
0歳児から小学校入学前までが対象

児童発達支援とは、発達に不安のあるお子さまや障がいのあるお子さまが、身近な場所で適切な支援を受けられるよう設けられた療育事業です。
未就学児を対象に、
- 「他者を認識する」
- 「話を聞く」
- 「座って過ごす」
といった基礎的な力を育むため、繰り返しの支援を行います。
幼い子どもたちは好奇心旺盛で、興味のあるものに向かって動き回り、触れたり、口に入れたりします。こうした行動は個性の一部とも言えますが、社会の中で生きていく上では「勝手なふるまい」と捉えられることもあります。もちろん、自由な時間は必要ですが、社会に適応するためのルールやしつけも大切です。
ルールを理解せずに成長すると、学校や社会で他者と衝突することが増え、結果としてお子さま自身が萎縮してしまうことがあります。そうならないように、「自由」から「しつけ」、そして「ルールの理解」へと段階的に導く支援 を行います。
例えば、お友だちとうまくコミュニケーションを取れないお子さまには、指導者が仲介に入りながら、楽しく遊ぶ経験を重ねられるようサポート。また、椅子に座るのが苦手なお子さまには、椅子取りゲームや抱っこゲームなど、遊びを通じて「座ること」に慣れてもらう工夫をしています。
こぱんはうすさくらの児童発達支援 一日の流れ
放課後等デイサービスとは?
就学児童(満20歳まで)が対象

以前は障がいの種類や年齢によって福祉サービスの内容が異なっていましたが、平成24年4月の法改正により制度が統一され、どの障がいのお子さまも共通のサービスを受けられるようになりました。
原則として、就学児童が対象です。
(引き続きサービスを受けなければ、その福祉を損なう恐れがあると認められる場合は、
満20歳に達するまで利用可能)
このサービスは、放課後や長期休暇中に 療育の場(生活動作の指導・集団適応訓練など)を提供するだけでなく、安心して過ごせる居場所としての役割も果たします。
さらに、ご家族が一時的にお子さまのケアを代わることでリフレッシュできる「レスパイトケア(家族支援)」 の機能も担っています。
なお、サービス利用には一定の負担額が発生し、上限額に満たない場合は定められた費用の1割をご家族にご負担いただく仕組みとなっています。